磯子・富岡・上大岡・洋光台・金沢文庫エリアの矯正歯科:CTによる3次元矯正診断

TEL.045-769-2228

小児歯科治療

小児歯科

子供の虫歯の特徴はなんといっても進行が早いことです。
当院では、虫歯予防のアドバイスから歯医者嫌いのお子さんでも安心して受けられる治療に取り組んでおります。
お気軽にご相談ください。

小児の矯正に関しましてはこちら をご覧ください。

シーラントについて

奥歯のかみ合わせの部分にある溝の深い人は汚れがたとれにくく、そこから虫歯が発生してしまう場合があります。その溝の部分にプラスチックを流し込み埋めてしまうのがシーラントです。シーラントにはフッ素も含まれています。
Nd:YAGレーザーを照射してからフッ素塗布を行なうと歯質へのフッ素の取込量が増加することが確認されています。そこで、当医院では、フッ素の取込量の増加とレーザー光自体の特性による耐酸性を付与することを目的に、サインドウィッチ法を使用してレーザー照射をしてからフッ素塗布をし、さらに塗布後レーザー照射をします。

シーラント治療の流れ

1) 防湿し、感染を防ぎます。
2) ブラシを使用して歯面を清掃します。
3) 超音波洗浄する。
4) 歯の溝を酸処理する。
5) 洗浄して酸処理剤を洗い流す。
6) 患部歯面全体に色素(墨)を塗布します。レーザーを照射することで深い溝の中を蒸散し、無菌化します。
7) 歯の溝にシーラント剤を流し込む。
8) 特殊な光線を照射することでシーラント剤を硬化させる。
9) シーラントをしている歯を中心に、フロアーゲル(高濃度フッ素)を塗布します。
10) 再度、30PPS・100mjの出力で歯面全体を照射します。そうすることで、歯面にフッ素をより多く取り込ませることができます。
11) 仕上げとしてかみあわせを確認して終了。

フッ素塗布について

はえたての歯はフッ素を吸収しやすいので、歯がはえる頃に歯科医院で塗布してもらうとよいでしょう。フッ化物を歯につけることで、歯の結晶性の改善・フルオルアパタイトの生成し歯の強化・初期脱灰部の再石灰化の促進を行われ歯質強化・耐酸性向上が上がります。また、フッ化物は、歯垢中の細菌の活動を抑制し、酸産生を抑制します。フッ素を歯に塗ることにより、虫歯を予防することができます。
当医院におけるフッ素を用いた虫歯予防法についてご紹介します。歯みがきやPMTC後にフッ化物を用いるようにします。

1. ミラノ-ルによるフッ化物洗口法(家庭でできる予防)

フッ素の水溶液を口に含み、うがいする方法です。家庭で行える安価な方法です。

a:週一回法
フッ素濃度900ppm以上(0.2%NaF)

b:毎日法
フッ素濃度100~900ppm
通常225ppm(0.05%NaF)で使用する。

使用方法

1) ミラノール粉末を1包入れ、200mlのラインまで水道水を入れてよく混ぜます。
2) 5~10mlを口に含み全歯面にゆきわたるように30秒程ブクブクうがいをおこない、捨てます。
3) 30分くらい飲食をひかえます。

※ブクブクうがいのできない低年齢児の場合、チェックアップ ゲル がおすすめです。味は3種類あり(バナナ500ppmF,レモンティ-950ppmF,ミント950ppmF)、当医院ではバナナ味は甘いのでお子さんには1番人気です。 使用方法は歯磨き後に歯ブラシに、約1cmとり、歯によくすりこんで下さい。(図2)
使用後は、軽く吐き出してください。その後のうがいをしない方が効果的です。飲食は、1時間避けてください。

※WHO、CDC、BDA(英国歯科医師会)などがフッ素の全身応用などの積極的なフッ素プログラムを実施している地域で「歯のフッ素症」リスク低減のために6歳未満に低濃度(約500ppmF)のフッ化物配合歯磨剤の使用を推奨しています。→日本ではフッ素の全身応用はないものの、セルフケア用フッ化物配合ジェルは虫歯リスクの高い幼児への歯科医院指導による積極的なフッ素プログラムの一部として使用されることから500ppmFを設定しました。
前歯部の「歯のフッ素症」リスクがなくなる6歳以上では、より再石灰化促進効果の高い950ppmFのフッ化物配合ジェルの使用をお薦めします。

2. フロアゲルによるフッ化物歯面塗布法(歯科医師、歯科衛生士による方法)

歯面に直接高濃度のフッ化物溶液を塗布する方法です。フッ素濃度としては9000pmです。(洗口法の約10倍です)通常は年2回行い、虫歯の感受性が高く、虫歯になりやすい人は適宜塗布回数を増やします。

■成分

1) 2%フッ化ナトリウム溶液(NaF)
2) 8%フッ化第一スズ(SnF2)
 歯を黒染することがあるのが欠点です。
3) リン酸酸性フッ化ナトリウム溶液(APF)
 2%NaFにリン酸を加えて酸性にしたもので歯に取り込まれやすくなっています。

小児歯科 治療の流れ

初診時(歯科保健指導)

緊急の場合を除いて、いきなり治療に入ることはなく、まず歯科医院の雰囲気に慣れてもらうためお子様に歯科で使う器具をわかりやすく説明し、トレーニングします。問診・口腔内写真撮影・口腔内診査・歯ブラシの感触への慣れ(遊びながらの歯みがき)

再診時
(視診・触診・打診・エックス線診査などで、歯やその周りの状態を調べます。)

検査結果に基づき治療計画をたてて、その内容(診断・治療計画の提示)を説明します。

●虫歯がない場合
カリエスリスクテスト、レーザー検査機器を用いた最新のカリエス検査、ブラッシング、デンタルフロスなどを使用した予防処置、シーラント、→フッ素塗布、レーザーを用いた歯質強化処置

●虫歯がある場合
レーザー検査機器を用いた最新のカリエス検査後、治療にはいります。MIの概念に基づき治療を行います。口腔内清掃、ブラッシング、デンタルフロスなどを使用した予防処置、シーラント、フッ素塗布などの予防処置→フッ素塗布とレーザーを用いた歯質強化処置

治療終了後 3ヵ月に1度の定期健診

口腔内診査、PMTC、フッ素塗布、レーザーを用いた歯質強化処置

小さな虫歯の場合(MIの概念に基づき治療を行います)

1) 虫歯の部分を削る。
2) 削った部分に接着させるための歯面処理をする。
3) 歯と同じ色合いの材料コンポジットレジン:プラスチック)で形態を作る。
4) 詰めた部分の表面を磨いて形をととのえる。
5) かみ合わせを調整する。

大きな虫歯の場合

1) 局所麻酔(痛みがある場合)
2) 虫歯の部分を削る。
3) 神経を保護するセメントをつめる。(神経に近づいた虫歯の場合)
4) 詰め物(かぶせ物)の型を取る。
5) 仮のかぶせ物を詰める。
6) 歯科技工所などで詰め物(インレー)を造ります。
7) 仮のかぶせ物を外して削った歯を清掃・消毒する。
8) かぶせ物を入れてかみ合わせを調整する。
9) 調整終了後、かぶせ物を磨いて歯と接着させる。

大きな虫歯で、神経まで到達している場合 ( 根の治療

1) 局所麻酔(痛みがある場合)
2) 虫歯の部分を削る。
3) 虫歯菌に感染した神経を取る。
4) 根の中を器具を使って拡大する。
5) 根の中を洗浄する。
6) 根の中に殺菌作用のある薬を入れる。
根の中が完全にキレイになるまで4)~6)の治療を毎回くりかえします。
7) 根の中に最終的な詰め物をいれる。
8) 歯を削って形を整える。
9) かぶせ物をします。

※本医院は、矯正専門の治療施設としての役割を最大限に考え、将来の永久歯の歯並びや健康増進に貢献します。

歯の生える時期

乳歯のはえはじめる時期や、永久歯にはえかわる時期は個人差があります。 乳歯がいつまでも残ったままになっていると、永久歯の歯並びに影響するので、 気をつけましょう。また、はえかけの永久歯は他の歯よりも低い位置にあり、 歯ブラシが届きにくいので、工夫して磨くようにしましょう。はえたばかりの永久歯は、フッ素をとりこみやすいので、この時期にフッ素を塗布したり、6歳臼歯(第1大臼歯)にシーラントをしたりして虫歯予防をすることをおすすめします。特にカリエスリスクの高い人は、PMTCとフッ素そしてレーザー照射を用いた処置が現在できる最大の予防といえます。

乳歯がはえかわり標準年齢

  上顎 下顎
乳中切歯 8~11ヶ月 6~7ヶ月
乳側切歯 11~12ヶ月 10~11ヶ月
乳犬歯 1歳8ヶ月 1歳8ヶ月
第1乳臼歯 1歳6ヶ月 1歳7ヶ月
第2乳臼歯 2歳 2歳

永久歯がはえかわり標準年齢

  上顎 下顎
中切歯 7~8歳 6~7歳
側切歯 7~8歳 7~8歳
犬歯 9~11歳 9~11歳
第1小臼歯 10歳 10歳
第2小臼歯 10~12歳 10~12歳
第1大臼歯 6~7歳 5~7歳
第2大臼歯 11~13歳 11~13歳

乳歯の抜歯について

小児歯科なかの外科的処置として最も多いのは乳歯の抜歯です。
乳歯の抜歯は、歯根のほとんどが吸収されているため、比較的簡単に抜けます。

歯のでこぼこがある人は、骨の中で永久歯の位置が悪い場合があり、 乳歯がいつまでも残ったままになっていることがあります。その際には、永久歯の歯並びに影響するので、 早期抜歯が必要になるケースがあります。当医院では、矯正専門15年のベテラン矯正認定医が状態を診査して的確なアドバイスを差し上げます。

小さいお子様の抜歯の場合、抜いた後しびれて感覚がなくなっている唇などを誤ってかんで次の日に腫れてしまうケースが多く見られます。当医院では、大人の麻酔薬とこのような子供に使う麻酔薬を使い分けております。帰宅後、麻酔が切れるまでは保護者の方が十分気をつけてあげて下さい。

乳歯を抜いた後の注意事項

1) 術後2時間くらいは何も食べさせないようにしましょう。
2) 麻酔が効いていて感覚がなくなっているので唇をかまないように注意しましょう。
3) 感染防止のため指で抜いた部位を触らないようにしましょう。
4) 薬は決められた用法・用量を守って服用しましょう。

幼児の虫歯について

産まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。ではなぜ虫歯になってしまうのでしょうか。離乳食を子供に食べさせるときに、お母さんが一度口をつけたものを子供に食べさせることがよくありますが、その時に、お母さんの歯が虫歯になっていると、虫歯菌が子供へうつってしまうのです。乳歯の虫歯は永久歯よりも進行が早く小さな子供にとって歯の痛みや虫歯治療は負担が大きいです。早期発見のためにも定期検診をおすすめします。

子供の虫歯の特徴

子供の虫歯の特徴はなんといっても進行が早いことです。一概に言えませんがお子さんによっては信じられないぐらいのスピードで虫歯が進行します(もちろん虫歯のない子や虫歯の進行が遅い子もいますが)。特に4~5歳ぐらいまでは十分に気をつけなくてはいけません。

虫歯になりやすい場所

つぎにあげられる子供の虫歯の特徴は年齢によって虫歯のできやすい場所に違いがあることです。(年齢に対応した虫歯になりやすい場所を知っておくということは虫歯予防の上で大切なことです。)

1) 1~2歳にかけては上の前歯
2) 2~3歳は奥歯のかみあわせの溝
3) 4歳頃はいちばん奥とその手前の奥歯の接している部分
4) 6歳前後では,はえたばかりの奥歯(第一大臼歯または6歳臼歯といいます)の溝のところが虫歯になりやすいのです。そこで、フッ素による虫歯予防や、シーラント、レーザーによる歯質強化処理が有効です。

MI(Minimal Intervention)について

当院では、Minimal Interventionの概念を最重視した治療を行っております。

Minimal Interventionとは、新しい予防的な治療の概念で、「最小の侵襲」とされています。カリオロジーの進歩とともに明らかにされてきた虫歯発生のメカニズムです。
虫歯発生のメカニズムを理解したうえで、正確な診断後の治療計画に基づき、歯質の侵襲を最小に処置を行うというものです。MIの考え方では、虫歯の部分の中でも最石灰化が期待できない感染歯質のみを最小限削除し、フッ素徐放性と歯質接着性を有する材料で修復する。また、予後においても、定期的なリコールを行いPMTCとフッ素塗布により2次カリエスを予防することです。

MIは、
1. カリエスリスクの判定(Identify)
2. カリエスの予防(Prevention)
3. カリエスの処置・管理(control)

の3つのアプローチに分け、その方法、術式、機材、情報を報告することにより、地域の人々(患者様)の健康に貢献したいと考えております。

虫歯になってしまった場合、必要最低限の歯の切削を行ない、レーザー照射による歯質強化を含め、フッ素徐放性のある接着性材料などを用いて行なう治療です。そのためには、患者さま個人のカリエスリスクを把握し、最新のレーザー齲蝕検査器機を用いることで、歯科医師の判断に加え、より科学的な裏づけに基づいた齲蝕判断の結果、継続的にお口の中の健康管理を行うことが重要と思われます。

すなわち:
1. カリエスリスクの判定(Identify)
・虫歯活動試験
・唾液量と唾液緩衝能の検査
・歯の形態と歯列形態の確認
・食生活および健康状態の把握と指導

2. カリエスの予防(Prevention)
・ブラッシングによるプラークの除去
・フッ素の活用による再石灰化の促進
・フッ素徐放性シーラント材の活用

3. カリエスの処置・管理(control)
虫歯の部分の中でも最石灰化が期待できない感染歯質のみを最小限削除し、フッ素徐放性と歯質接着性を有する材料で修復する。
以上がMIに必要なことです。

カリオロジー(Cariology)とは、基礎臨床医歯学を理解したうえで、虫歯ができる前に、虫歯を未然に防ぎ、生涯健康な歯列を維持するために予防的な観点からアプローチする学問を言います。

すなわち、
1. 唾液の浄化作用:食事による汚れを洗い流す。プラークで作られる酸を中性にする。
2. フッ化物:再石灰化促進作用。抗菌・抗酵素作用。フルオロアパタイトの形成による耐酸性の向上。
3. 生体反応:歯が受ける外的な刺激(虫歯・咬耗・加齢)により、歯髄は、自己防衛処置(神経の一部を石灰化させ神経を細くする)をとり、過敏な反応が起こらなくします。
4. 糖質:食事の中の糖質(ショ糖)が歯に強固に付着し、プラークを成熟させます。
5. 細菌:虫歯原因菌は、強い酸を自ら作り、強酸の中で生きています。
6. 歯質感受性:大人の歯(エナメル質)は、pH5.5-5.7で脱灰しますが、生えたての永久歯や乳歯や象牙質は、大人の成熟した歯に比べ弱く、pH5.7-6.2で歯の脱灰がはじまります。

以上を総合的に理解することからはじまります。

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診療日

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日曜日は矯正歯科/小児歯科のみです。

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